えひめ丸と米国原子力潜水艦衝突事故の不思議

  私はよくハワイに行きますがハワイの海岸から海を見ると、「日本に比べて何と船の姿が見えないことか」と思います。船の姿が見えるのは真珠湾の中だけで、外洋はチャイニーズハットの小島が美しい東側の海岸から見ても、サーフィンで名高い北側ノースショアの海岸から見ても、西海岸から見てもそう船の姿を見ることがありません。
  そうです日本の海の実情からかけ離れているほど船の姿は見えないのです。飛行機からホノルル空港に着陸するときに下の海を見ていますが、まず船を見かけることはありません。増してや、ホノルルから16kmも離れたところでは水平線まで見渡して船が一つ見つかればよいほうだと思います。そのような海域で潜水艦が浮かび上がったら偶然そこにえひめ丸がいて衝突してしまった!それは確率的に何億分の1になるのでしょうか? ぜひとも統計学的に計算してもらいたいところです。
  私が言いたいのは「そのような確立での事故は有り得ない」ということです。もしそれがおきるのであればしょっちゅう、燃え尽きない隕石との衝突によって人が死んだり、車が大破したりするはずです。
ではどうして事故は起こったのか私の推測はこうです。
 1. 原子力潜水艦はえひめ丸の存在を知っていた。
 2. 原子力潜水艦はえひめ丸をあえて避けることはしかった。
 3. えひめ丸が.近くに存在するのを知りながら緊急浮上を行なった。
  以上のことをまとめてさらに推測すると次のようなことがあったのではないかと思います。
艦長はえひめ丸の存在を知りながら緊急浮上を行なった。それは艦内の民間人とえひめ丸双方に対するパーフォマンスであったのではないか。民間人は日本が無条件降伏したとき調印式の場として使われた戦艦ミズリー号の関係者である。   調度日本船籍が近くを通っている。「ちょっとジャップをびっくりさせようぜ」と艦長が考えても陽気なアメリカ人なら有り得ないことはないと思う。迫力ある緊急浮上を誰も見ていないところでやるよりは、ギャラリーが多少ともいるほうがやりがいがあるというものである。
  このパーフォマンスが普通に行なわれていれば高校生にとっても大変珍しい経験で、恐らく、えひめ丸の高校生からは無邪気な歓声と声援が原子力潜水艦に送られたと思う。日米の歴史を知る大人達は複雑な思いで無邪気な生徒達を眺めていたと思いますが。
  ところがそうはいかなかったのである。思いのほかえひめ丸に近づき過ぎてしまっていたのであろう。
そして悲劇が起こった。
  この文章はあくまでも私の憶測によるものだがこのような角度からの検証が行なわれてもよいと思う。ハワイ沖の余りにも船影の少ない広大な海域を思い起こすとこのような憶測が頭から浮かんで離れないのである。

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